基本情報技術者試験合格後に目指したいおすすめ資格5選

基本情報技術者試験に合格したあなたは、ITエンジニアとしての第一歩を踏み出したばかりです。次にどの資格を目指すべきか迷っていませんか?せっかく築いた基礎力を活かすためにも、次のステップを見据えた資格取得はとても重要です。この記事では、キャリアアップ・専門性の向上・就職転職でのアピールに効果的なおすすめ資格を5つご紹介します。


1. 応用情報技術者試験(AP)

まず真っ先に候補となるのが、応用情報技術者試験です。基本情報の上位資格にあたり、より実践的な知識が問われます。セキュリティ、マネジメント、システム設計など、実務に直結する内容が多く、特にITエンジニアとしてキャリアを積みたい人には最適です。

午後問題は長文記述が中心となり、難易度も上がりますが、合格すれば「即戦力の証明」として企業の評価も高まります。


2. 情報セキュリティマネジメント試験(SG)

セキュリティ分野に関心があるなら、情報セキュリティマネジメント試験がおすすめです。情報漏洩やサイバー攻撃といったリスクが増す中、企業はセキュリティ人材を強く求めています。

この試験は比較的取得しやすく、セキュリティの基礎から法律・対策まで学べるのが特徴。技術職だけでなく、ITに関わる管理職や一般社員にも有用な資格です。


3. AWS認定クラウドプラクティショナー

クラウドサービスの基礎知識を証明できる資格です。AWS(Amazon Web Services)は現在、クラウド業界のシェアNo.1であり、多くの企業が導入しています。

AWSクラウドプラクティショナーは、入門レベルの認定試験で、インフラ・セキュリティ・料金体系など幅広い分野をカバーします。クラウド技術への理解を深めたい人や、インフラエンジニア志望の人には特に有益です。


4. LPIC-1(Linux技術者認定)

Linuxに関する知識と操作スキルを証明できる**LPIC(エルピック)**は、インフラ系エンジニアやサーバー管理を目指す人にとって欠かせない資格です。

LPIC-1では、Linuxの基本操作、ユーザー管理、ファイルシステム、ネットワーク設定などを学べます。多くの企業がサーバーやクラウドでLinuxを使用しているため、取得すれば就職・転職での技術力アピールに繋がります。


5. Javaプログラミング能力認定試験(またはOracle認定Java)

プログラマー志望であれば、Java系資格を取得するのもおすすめです。特にJavaは企業システムやAndroidアプリなど幅広い場面で使われており、需要が高い言語の一つです。

民間資格の「Javaプログラミング能力認定試験」や、ベンダー資格である「Oracle認定Javaプログラマ(OCJP)」などがあります。言語に自信を持てるようになれば、開発現場での活躍の幅も広がります。


まとめ

基本情報技術者試験に合格した後は、自分の興味やキャリアプランに応じて次の資格を選ぶことが重要です。応用情報でスキルを高めるもよし、セキュリティやクラウドなどの専門分野に進むもよし。資格取得は知識の証明であり、自信と実力を形にする手段です。自分の目指す道に合わせて、次の一歩を踏み出してみましょう。

システム開発なんでもパートナー
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