CSS変数を用いてHP設計を行う場合、何をCSS変数にすることが求められるか

CSS変数を用いてHPの設計を行う場合、以下の要素をCSS変数にすることが求められます。

  1. カラーパレット: サイトの主要なカラーテーマやアクセントカラーなど、カラーパレットをCSS変数に設定することで、一括でカラーテーマを変更できるようになります。
cssCopy code:root {
  --primary-color: #FF0000;
  --secondary-color: #00FF00;
  --accent-color: #0000FF;
}
  1. フォント: サイトで使用するフォントファミリーやフォントサイズ、行間などをCSS変数に設定することで、簡単にフォントスタイルを変更できるようになります。
cssCopy code:root {
  --font-family: 'Arial', sans-serif;
  --font-size: 16px;
  --line-height: 1.5;
}
  1. ボックスモデルの寸法: レイアウトやコンポーネントのサイズやパディング、マージンなどをCSS変数に設定することで、一元管理しやすくなります。
cssCopy code:root {
  --container-width: 960px;
  --padding-small: 10px;
  --padding-medium: 20px;
  --margin-large: 30px;
}
  1. アニメーションやトランジションのパラメータ: サイト内のアニメーションやトランジションに関連するパラメータ(デュレーション、イージング関数、遅延など)をCSS変数に設定することで、一元管理や簡単な調整が可能になります。
cssCopy code:root {
  --animation-duration: 1s;
  --animation-easing: ease-in-out;
  --transition-duration: 0.3s;
  --transition-easing: ease;
}
  1. レスポンシブデザインのブレークポイント: レスポンシブデザインにおけるメディアクエリのブレークポイントをCSS変数に設定することで、一元管理しやすくなります。
cssCopy code:root {
  --breakpoint-small: 576px;
  --breakpoint-medium: 768px;
  --breakpoint-large: 992px;
}

これらのCSS変数を適切に設定することで、サイトのデザインやスタイルの柔軟性が向上し、変更や調整が容易になります。また、テーマの変更やコンポーネントの再利用にも役立ちます。

システム開発なんでもパートナー
システム開発なんでもパートナー

この記事を書いた人